針中野フィジカルケア鍼灸骨院  外観

ブログ

ブログ

陸上競技の短距離選手に起こりうるもも裏の痛みとは? ~ハムストリングス付着部炎と当院の治療について~
2026/02/19
股関節の痛み

こんにちは!


今回は陸上競技の短距離選手に起こる


ハムストリングス付着部炎について


書いていきます!

第100回 日本陸上競技選手権大会 第2日目(11/11):日本陸上競技連盟公式サイト



100mや200mなどの短距離種目をしていて


・お尻の下が痛い

・もも裏に違和感がある

・ダッシュをすると痛みが強くなる


このような症状を感じたことがある方は


多いのではないでしょうか?



短距離では


スタートダッシュやトップスピードでの走りなど


瞬発的な動きを何度も繰り返します。


そのため


ハムストリングスには大きな負担がかかり


肉離れだけでなく


ハムストリングス付着部炎を発症することもあります。


今回は


・ハムストリングス付着部炎とは?

・症状

・原因

・短距離選手に多い理由

・当院で行っている治療


についてご紹介していきます!




ハムストリングス付着部炎とは?


ハムストリングス付着部炎とは


太ももの裏にある


ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)


坐骨(ざこつ)に付着する部分に炎症が起こり


痛みを引き起こすスポーツ障害です。


特に


ランニングやジャンプ動作が多い競技で


発症しやすいとされています。


特徴として


長時間座った時や


ダッシュ・ジャンプなどの運動時に


お尻の下から太ももの裏にかけて


痛みが出やすいことが挙げられます。




ハムストリングスとは?


ハムストリングスとは


太ももの裏側にある


・大腿二頭筋

・半腱様筋

・半膜様筋


の3つの筋肉の総称です。

ハムストリングス、名称ありイラスト - No: 22374898|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」


この筋肉は


膝を曲げる動きや


股関節を後ろへ伸ばす動きに関わり


歩行やランニング


ジャンプなど


あらゆるスポーツ動作で重要な役割を担っています。


ハムストリングスは


骨盤の坐骨から始まり


膝の内側(鵞足)や


腓骨へ付着します。


走る時には


地面を蹴る力を生み出し


前へ進む推進力を作るだけでなく


足が前へ振り出された時には


ブレーキをかける役割も担っています。


そのため


短距離では特に負担が大きくなります。




ハムストリングス付着部炎の症状とは?


・座った時にお尻の深い部分が痛い

・太ももの裏に鈍い痛みや違和感がある

・ダッシュやランニング、ジャンプで痛みが強くなる

・朝起きた時や長時間座った後に痛みが出る

・前屈をすると太ももの裏が痛む


このような症状がみられることが多くあります。




何が原因で起こるのか?


もっとも多い原因は


オーバーユース(使い過ぎ)です。


ダッシュやジャンプ


繰り返しの走り込みなどによって


ハムストリングスへ負担が蓄積すると


付着部に炎症が起こりやすくなります。


また


ハムストリングスや股関節の柔軟性不足も


原因の一つです。


筋肉が硬い状態では


付着部へかかる引っ張る力が強くなるため


炎症を起こしやすくなります。


その他にも


・ウォーミングアップ不足

・急な練習量の増加

・疲労の蓄積

・過去のハムストリングスの肉離れ


なども発症のリスクを高めます。


大会前の追い込みや


久しぶりに全力で走った時なども


注意が必要です。




なぜ短距離選手に起こりやすいのか?


ハムストリングス付着部炎は


長距離選手に多いスポーツ障害ですが


短距離選手でも発症することがあります。


短距離では


トップスピードで走る時に


ハムストリングスへ非常に大きな負担がかかります。


特に


足を前へ振り出す場面では


ハムストリングスが


伸ばされながら力を発揮する


「遠心性収縮」が起こります。


この時


坐骨に付着する部分へ


強い引っ張りのストレスが加わるため


炎症や痛みを引き起こします。


また


・走る本数が増えた

・久しぶりの全力疾走

・疲労が蓄積している

・ハムストリングスや股関節が硬い


このような状態では


さらに発症しやすくなります。


フォームでは


・骨盤が後傾している

・腰が落ちている

・接地位置が身体より前になっている


なども


ハムストリングスへ負担をかける原因になります。




なぜニーインになるのか?


ニーインとは


膝が内側に入ってしまう動きのことをいいます。

【膝の靭帯】ちょっとしたコツで全然違う固定の仕方 | かえる整骨院 広島県廿日市の整骨院


短距離では


スタートや着地動作などで


ニーインが起こると


ハムストリングスだけでなく


膝にも大きな負担がかかります。


原因として考えられるのは


股関節を外側へ開く働きをする


中殿筋(ちゅうでんきん)の筋力低下です。


中殿筋が弱いと


股関節が内側へ入りやすくなり


それに伴って膝も内側へ入ってしまいます。



その他にも


・股関節の柔軟性不足

・足首の硬さ

・体幹の筋力低下


などもニーインの原因になります。


膝が内側へ入ることで


ハムストリングスへの負担も増え


付着部炎のリスクが高くなります。


ニーインによって起こりやすいケガ



ニーインでは


膝や股関節へ負担が集中するため


・内側側副靱帯損傷

・内側半月板損傷

・鵞足炎

・変形性膝関節症


などを起こしやすくなるといわれています。


そのため


筋力や柔軟性だけでなく


フォームの改善も重要になります。




ハムストリングス付着部炎のセルフケア


ハムストリングス付着部炎では


日頃のセルフケアも大切です。


まず


痛みが強い時期は


運動後にアイシングを行い


炎症を抑えましょう。


また


ハムストリングスの柔軟性を保つため


ストレッチを継続して行うことも大切です。


運動前は


筋肉を温めながら動的ストレッチを行い


運動後は


ゆっくり伸ばす静的ストレッチを行うことで


筋肉の柔軟性を維持しやすくなります。


筋肉が硬い状態でプレーを続けると


付着部への負担が大きくなり


痛みが長引く原因になります。

真っ直ぐ綺麗にひざを伸ばせるようになろう!ハムストリングスのストレッチのコツ




当院での治療


当院では


まずハムストリングスの痛みの原因を詳しく確認します。


・使い過ぎによる炎症なのか

・ハムストリングス付着部炎なのか

・肉離れなど他のケガではないか

・筋肉の柔軟性に問題があるのか

・フォームやアライメントに原因があるのか


などを評価し


一人ひとりに合わせた治療を行っています。


炎症が強い場合には


特殊な治療器を使用し


筋肉の深部までアプローチすることで


炎症や痛みの軽減を図ります。


筋肉の硬さや柔軟性が原因の場合には


整体や鍼灸治療を組み合わせ


筋肉の柔軟性や動きを改善していきます。


また


フォームやアライメントに問題がある場合には


テーピングやオーダーインソールを用いて


競技中の負担を軽減できるようサポートします。


当院はジムを併設しているため


競技復帰に向けたリハビリや


再発予防のトレーニングまで


一貫してサポートしています。


ハムストリングスの痛みや違和感でお悩みの方は


お困りの方は一度お気軽に

ご相談ください。

大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

電話お問い合わせ・ホームページ

メールお問い合わせ