
ブログ
ブログ
- 2025/08/30
- 膝の痛み
こんにちは!
今回は、バレーボール選手に多い膝の痛みの一つ
「ジャンパー膝」について書いていきたいと思います。

バレーボールでは
● ジャンプ
● 着地
● ダッシュ
● 急停止
● 切り返し
など、膝に負担のかかる動作を何度も繰り返します。
そのため、膝に繰り返し負荷がかかることで
痛みが出るスポーツ障害が起こることがあります。
今回は、その中でも特にジャンプ競技で問題になりやすい
ジャンパー膝について解説していきます。
ジャンパー膝とは?
ジャンパー膝は、正式には膝蓋腱症(しつがいけんしょう)などと呼ばれる状態で
膝のお皿(膝蓋骨)とすねの骨(脛骨)をつなぐ膝蓋腱に
繰り返し負担がかかることで痛みが生じます。
名前の通り
「ジャンプを繰り返すスポーツ選手に多い」
ことからジャンパー膝と呼ばれています。
バレーボールやバスケットボールなど
ジャンプや着地を繰り返す競技で多くみられます。
ただし、ジャンパー膝を単純に「膝蓋腱の炎症」と考えるのは正確ではありません。
繰り返しの負荷によって腱に微細な変化が起こり、痛みが続く状態も含まれます。
そのため「痛いから炎症がある」とは限らないこともポイントです。
なぜバレーボールで起こりやすい?
バレーボールでは、スパイクやブロックのために何度もジャンプします。
さらに、ジャンプした後には必ず着地があります。
つまり膝には
ジャンプする → 着地する → またジャンプする
という負荷が繰り返しかかります。
ジャンプでは太ももの前にある大腿四頭筋が強く働きます。
大腿四頭筋が収縮すると、その力は膝蓋骨を介して膝蓋腱へ伝わります。
この動作を何度も繰り返すことで、膝蓋腱に大きな負荷が加わり
痛みにつながることがあります。
ジャンパー膝の症状
代表的な症状は、膝のお皿の下あたりの痛みです。
特に
● ジャンプすると痛い
● 着地すると痛い
● ダッシュすると痛い
● 階段の上り下りで痛い
● スクワットで痛い
● 膝のお皿の下を押すと痛い
● 練習後に膝が痛む
などの症状がみられます。
初期では、運動中や運動後だけ痛むことがあります。
しかし、痛みを我慢して練習を続けると、徐々に痛みが強くなり
日常生活でも痛みを感じるようになる場合があります。
痛みが出やすい場所
ジャンパー膝では、特に
膝のお皿の下側から膝蓋腱にかけて
痛みが出ることが多いです。
「膝が痛い」といっても、膝の内側・外側・お皿の周囲など
痛む場所によって原因は異なります。
そのため
「膝の前が痛い=ジャンパー膝」
とは限りません。
ジャンパー膝の原因
大きな原因となるのは、膝蓋腱への繰り返しの負荷です。
特に
● ジャンプ回数が多い
● 練習量が多い
●急に 練習量が増えた
● 高強度の練習が続いている
● 疲労が蓄積している
● 下半身の筋力や動きに問題がある
などが重なることで、膝への負担が大きくなる可能性があります。
大腿四頭筋との関係
大腿四頭筋は太ももの前にある大きな筋肉です。
大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋の4つの筋肉から構成されています。
主に膝を伸ばす働きをしており
● 歩く
● 走る
● 階段を上る
● 立ち上がる
● ジャンプする
● 着地する
など、さまざまな動作で働きます。
特にジャンプや着地では、大腿四頭筋が大きな役割を果たします。
そのため、大腿四頭筋の筋力だけではなく
股関節や足関節を含めた下半身全体の動きを確認することが重要です。
「太ももが硬いからジャンパー膝になる」は本当?
大腿四頭筋の柔軟性が低下していることは
膝への負担を考えるうえで一つの要素になります。
しかし
「太ももが硬い=ジャンパー膝になる」
と単純に考えることはできません。
ジャンパー膝は
● 練習量
● 筋力
● 柔軟性
● 着地動作
● 下肢の動き
● 疲労
● 競技レベル
など、さまざまな要素が関係します。
そのため、太ももだけを見るのではなく
身体全体の動きと負荷のかかり方を確認することが大切です。
成長期の膝の痛みには注意
バレーボールをしている中学生・高校生など、成長期の選手では
膝の前側に痛みが出ることがあります。
ここで注意したいのが、オスグッド・シュラッター病です。
オスグッドでは、膝のお皿の下にある
膝蓋腱の付着部付近脛骨粗面に痛みや腫れが出ます。
一方、ジャンパー膝では膝蓋腱周辺に痛みが出ることが多く
似たような症状でも原因が異なる場合があります。
そのため、成長期の選手で膝の前側に痛みがある場合は
自己判断せず状態を確認することが大切です。
ジャンパー膝になったら運動を休むべき?
痛みがあるからといって
必ずしも長期間すべての運動を中止する必要があるとは限りません。
重要なのは、膝にかかる負荷を症状に合わせて調整することです。
例えば
「ジャンプでは痛いけど、軽い自転車なら痛くない」
という場合は、ジャンプを減らしながら
痛みの出にくい運動を取り入れることがあります。
逆に
「ジャンプするたびに強い痛みがある」
状態で無理にジャンプ練習を続けるのはおすすめできません。
競技復帰では
痛みを確認しながら少しずつ負荷を戻していく
ことが重要です。
ジャンパー膝の予防・ケア
① 練習量を急激に増やさない
ジャンパー膝では、膝への負荷を適切に管理することが重要です。
急にジャンプ回数や練習量を増やすのではなく
身体の状態を確認しながら段階的に負荷を上げていきましょう。
② 大腿四頭筋を含めた下半身を鍛える
ジャンプや着地では、膝だけでなく股関節や足関節も協力して衝撃を吸収します。
そのため
● スクワット
● ランジ
● ステップアップ
● カーフレイズ
など、下半身全体を鍛えることが大切です。
ただし、痛みがある場合は無理に行わず、痛みの程度に合わせて負荷を調整しましょう。
③ お尻の筋肉も重要
ジャンプや着地では、臀部(お尻)の筋肉も身体を支える重要な役割を担っています。
そのため、膝だけを鍛えるのではなく
股関節を使って身体を支える能力を高めることも重要です。
④ ストレッチ
大腿四頭筋やハムストリングス、ふくらはぎなど
下半身の柔軟性を確認することも大切です。
ただし、ストレッチだけでジャンパー膝が治るわけではありません。
痛みの状態に合わせて、ストレッチ・筋力トレーニング・運動量の調整などを
組み合わせていきます。

ジャンパー膝のリハビリで大切なこと
ジャンパー膝の改善では、単純に「痛みを取る」だけではなく
膝蓋腱が再び競技の負荷に耐えられる状態へ戻していくことが重要です。
そのため、症状が落ち着いてきたら
筋力トレーニング → ジャンプ練習 → 着地練習 → 競技復帰
というように、段階的に負荷を上げていきます。
いきなり以前と同じ練習量に戻すと、再び痛みが出る可能性があります。
特にバレーボールではジャンプ回数が多いため
競技復帰の際には「何回ジャンプできるか」など
実際の競技負荷を考えながら戻していくことが大切です。
当院での施術
当院では、ジャンパー膝に対して膝だけを見るのではなく
股関節・膝・足関節を含めた下肢全体の動きを確認します。
痛む場所や動作、筋肉の状態などを確認したうえで
● 鍼による筋肉へのアプローチ
● 手技によるコンディショニング
● 物理療法
● テーピング
● 下半身の筋力トレーニング
● 股関節・足関節の動作改善
● ジャンプ・着地動作のトレーニング
● 競技復帰に向けた段階的なリハビリ
などを状態に合わせて行います。
痛みが強い時期には、無理にトレーニングを行うのではなく
症状に合わせて負荷を調整します。
また、痛みが落ち着いてきた後には
「再びジャンプしても痛みが出にくい身体を作る」ことを
目標にトレーニングを進めていきます。
まとめ
ジャンパー膝は、ジャンプや着地などの繰り返しによって
膝蓋腱に負担が積み重なることで起こる代表的なスポーツ障害です。
特にバレーボールやバスケットボールなど、ジャンプを繰り返す競技では注意が必要です。
初期には
「練習中だけ痛い」
「練習後だけ痛い」
ということもあります。
しかし、その痛みを我慢して練習を続けることで、症状が長引く場合があります。
また、成長期ではオスグッドなど、似たような膝の痛みを起こす疾患もあります。
そのため
「膝が痛いけど、いつものことだから大丈夫」
と放置せず、早めに身体の状態を確認することが大切です。
膝の痛みやジャンパー膝、スポーツによる膝の痛みでお困りの方は
お気軽にご相談ください!
大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院
スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。
電話お問い合わせ・ホームページ
⇒ https://harinakano-physicalcare.com/
メールお問い合わせ
⇒ https://harinakano-physicalcare.com/contact





HOME
当院のご案内
診療案内
営業日
料金のご案内
ブログ
患者様の声
Q&A
求人情報




